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薪棚DIY【2】基礎① (埼玉県日高市)

  • 執筆者の写真: SELAM dryflower
    SELAM dryflower
  • 2018年5月12日
  • 読了時間: 3分

更新日:2022年9月23日

基礎はベタ基礎方式で

今回の薪棚の基礎は立ち上がりはありませんが一般的な木造住宅の基礎と同じベタ基礎方式で施工します。

薪小屋DIYでは独立基礎(束石)を採用しましたが、今回の薪棚は塀を兼ねています。

横手方向に広いため、四角く作った薪小屋に比べて風の影響を多く受けます。

そのため、塀にかかる風荷重に対抗するための重さが必要だったのでベタ基礎方式としました。






薪棚DIY基礎 根切はじめます。

基礎作りで最初の工程「根切り」をはじめます。

今同じことをするならば間違いなくユンボを使いますが、当時私にはそんな選択肢はなく「手掘り」一択でした。幸いなことに16歳から自衛官でしたので穴掘り(掩体掘り)の免疫はありました。


妻だけでなく子供も遊びの延長と思わせて手伝わせます(笑)

正直手伝いとまではいきませんが、のちの思い出作りとしては十分です。





掘って掘って掘りまくります。


掘削面積は薪棚基礎よりも150mmほど外側に広くとっていますのでおおむね10平米、深さはGLから500mm弱としましたので単純計算で5立米ほどの残土となります。

掘っては運び掘っては運び丸2日ほどはかかったでしょうか?

幸いなことにうちの庭の土がもともと畑だったのでゴミやガラがなく近所の畑にもってきていいといわれましたので手間も処分代もほぼかかりませんでした。

もしこれを処分業者まで運ばなければならないとなるとおそらく1週間くらいかかってしまうのではと思います。いずれにせよ千里の道も一歩から精神ですね!




薪棚基礎 遣り方

今回もお手製の水盛管を使います。

掘った穴の周りに杭を打ってそこに墨をつけていきます。

レベルは出来上がりのコンクリートの天端になるように調整しておきました。


作るものが小さいので杭が少し混みすぎなようにも見えますね。

杭も少し短いところもありますが、あまり高すぎてもやりづらいかなと思いました。




薪棚基礎 砂利転圧


続いて掘削した箇所に砕石(40-0)を入れて転圧していきます。

厚みは150mmで設計しているので必要量の1.5立米を配達してもらいました。

ダンプアップはなんだか見ていて気持ちがよいですね。


ネコを使って砂利を運んでいると子供のころ近所のあぜ道で一輪車レースをしたのを思い出します。

階段とかもコースに入っていたけどその操舵技術が今役に立っているよ。昔のオレありがとう。


砂利を入れたら均してからこれまたお手製のタコでつついて圧していきます。


狭くてプレート入れても難しそうなのと飛び地なのでやりづらいかなーということで人力です。

そこまで広いわけでもありませんが、10数キロのタコを上げては下すという行為。

間違いなく筋トレですね。前鋸筋(脇の下の筋肉)によく効きます。

クビレ体系を目指したい方はぜひとも人力でされることをオススメします。




作業日数 6日

1~2日目:根切

3~4日目:遣り方(資材準備を含む)

5~6日目:砂利運び、転圧



本DIYで使用した主な道具・工具達

・インパクトドライバー(マキタTD170D)

・丸ノコ(マキタHS631D)

・ドライバドリル(マキタDF458D)

・一輪車

・掘るもの(剣スコ・角スコ)

・気合い

・水平器

・水盛管




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