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薪小屋DIY【5】刻み~建て方(埼玉県日高市)

  • 執筆者の写真: SELAM dryflower
    SELAM dryflower
  • 2022年3月22日
  • 読了時間: 3分

更新日:2022年4月5日

2017年 7月


材はヒノキの3寸角

土台以外の構造材はヒノキの3寸角にしました。

土台も含めての話ですが、4寸角だとオーバースペックかなと思っての選定です。

取り回しもしやすいため在来軸組工法の初心者としては良い選択だったかと思います。



墨付け~刻み

設計をした通りに墨をつけて刻んでいきます。

驚くことに途中経過の写真がありません。

本当に集中していたというか、余裕があまりなかったのかなと思います。


最初にやったDIY、倉庫の鎧張りは板材を切りっぱなしにすればよかったのですが、今回は決まった深さに刃を入れたり、丸のこを垂直方向に動かしたりと気を付けないと少し危ないなと思う事が増えてきました。


刃を入れるところを間違えると材が一本無駄になりますので慎重に作業を進めます。




図面とにらめっこしながら作業を進めること数日、何とか構造材の刻みが終了しました。




土台側は建て方の時にある程度自立してほしいと思ったので4方胴付き(80mm×30mm)にしましたが、参考にした小屋づくりのwebページで梁、桁などのうけは2方胴付き(目違いのみ)となっていたので上段のうけけなどは同じようにしました。



土台に対しては短ほぞ、上段のうけは目違い

2方胴付きにすることでほぞは刃を入れる回数が半分になり、ほぞ穴は穴では無くなり、丸のこと鑿だけで加工ができます。


とても加工が楽になりました。

しかし今となっては角のみもあるし、強度や、何より加工の楽しみを考えると長ほぞの角込み栓を選びます。




建て方


一日では上棟までいかず・・・

図面をよく見ながら慎重に刻んだのもあり致命的なミスもなくスムーズに進みました。

次々と出来上がっていくのはとても気持ちがよいものです。(作業中は適時自分を褒めるのを忘れずに)


完全に虜になってしまいました(笑)



作業性を上げるために床(棚板)を張る

普通はそのまま上棟、とするべきでしょうが、母屋周りの作業性を良くするために先に床(棚板)を張りました。張ってみるとなかなからしくなってきたのでついつい待機している薪を積んでしまいました。

やはり薪は土につかないに越したことありませんね。

急いで完成させないと!





祝、上棟!

もう垂木が乗っています。

上棟時の写真を撮り忘れました(笑)

もうご愛嬌ということでお願いします。


軒はもう少し出しておけばよかったなと思うのですが材の都合上ギリギリ間に合わせてしまいました。

片流れの場合棟側の雨漏りが多いと聞きますので…

軒は長いに越したことはありませんね。


屋根に上る前に筋交いなどを入れておきました。





続いては屋根工事です!


作業日数 10日

1~3日目:材の墨付け

4~7日目:刻み

8~10日目:建て方、床張り、塗装少し



本DIYで使用した主な工具達 ・インパクトドライバー(マキタTD170D)

・丸ノコ(マキタHS631D)

・ドライバドリル(マキタDF458D)

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