店舗(ドライフラワーショップ)DIY(3坪+ロフト)刻み その3 【埼玉県日高市】
- tette diy
- 2023年3月24日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年3月26日
刻みはじめ
2022.9.12
悩みながら構造材(60本弱)の墨付けが終わりましたのでいよいよ刻み始めます。
最近縁側(濡れ縁)を作ったときにそこそこの本数を刻んだのでさほど鈍っていないはずです。
まずはさほど難しくない土台から手を付けます。
いけるところまでは工具の力を借りてそのあとは鑿、カンナで整えていきます。
数年前に作った薪小屋、薪棚に比べればかなり上達を感じます。
決して多くない刻みの機会を無駄にしないように丁寧に進めていきます。
可能な限り急ぐ。しかし丁寧に。矛盾しているようですがそうでもない。
これを何十年もやっている方々がいると思うと月並みな感想ですが「すげぇな」と思うわけです。
なんにしても続けるという事はすごいことです。
3坪かつ土間床なのでものの5本で土台は終了です。
調子が出てきたのでどんどん進めていきます。
※撮影はホリウチのカッコイイ角度を知り尽くした奥様です。
木工を始めた当初はなんで大工さんは丸ノコ何個も持ってるんだろう?
と不思議に思っていましたが今はわかります。
加工する箇所ごとに刃の高さをいちいち変えるのが億劫になってきます。
深さ毎に一つあると時間が短縮できるし、微妙(コンマ以下)な誤差がなくなります。
今では3つ(AC×1、バッテリー×2)持っていますがもう2つくらいほしいところです。
きっと1年に1つずつくらいもしくはこれは!っていう型がでたら増えていくんだろう…
もらい物の角のみは今回も大活躍、というよりないと刻みが進みません。
「手刻み」という字面を見ると電動工具を使ってはいけないような気がしますが(工場で加工するプレカットに対する言葉です。)そんなことをしていたら年が変わっても終わりません。昔の方々のすごさを感じながら
文明の利器をつかい暇そうにしているきっぺいをよそにガリガリ刻んでいきます。

加工も進み胴差~母屋の管柱に差し掛かった時にある問題が…

柱はすべて背割りがしてありますが、化粧ではない(大壁)ので埋木をするつもりはありませんでした。
が、しかし。
この状態で外寸ぴったりのホゾを刻んだとしてもほぞ穴に挿したらいくらでも内側に押されて効かないだろうという事は想像に容易いです。
場合によっては折れるかも。
金物も使いますができる限りホゾも効いてほしいという事で埋木をすることにしました。
かなり局所的な処置ですが。
ないよりはましじゃないかと…
これについてもいろいろ調べましたがこのあたりの解釈というか、考え方は大工によって違うようです。
やってもいいし、やらなくてもいい。なくて普通ですよ。という方もいらっしゃるようです。

そろそろ折り返したころでしょうか?
いやまだだな…
~つづく~