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木製(ウリン)の門柱DIYサポート、アドバイス3日目・木工事、インターホン(埼玉県日高市)

  • 執筆者の写真: 雅也 楢崎
    雅也 楢崎
  • 2022年3月9日
  • 読了時間: 4分

更新日:2022年3月11日




門柱の基礎が固まったので、いよいよ木材を使っていきます。 この辺から「The DIY!」という感じがしてきますよね。

木製(ウリン)の門柱のDIYサポート、アドバイス(埼玉県日高市)


今回はデザインの提案からご依頼いただいたので、下見からご自宅の雰囲気に合う木製の門柱デザインにし、CAD図面なども作らせていただきました。

今回は木製門柱のCAD図面から作りました

何度か打ち合わせをしてデザインを決定しました。

今回は材料の手配もお任せいただいています。 資材選定、調達、搬送等もご相談ください。

「できるだけ手間をかけずに長持ちするものを」というご要望でしたのでノーメンテナンスで50年持つといわれる「ウリン」をご提案させていただきました。 ウリン値段は手軽に使用できる針葉樹(スギ、ヒノキ)に比べ4倍~ほどになりますが、ここ最近のウッドショックの影響が針葉樹に比べ少ないということと、針葉樹は塗装が前提となる、そして今回使用する量がさほど多くないということを勘案するとかかる費用はそこまで大きく変わらないため、費用対効果が高いということも併せて提案させていただきました。

今回のウッド門柱のCAD図
今回の木製門柱のCAD図

グリーンレーザー墨出し器を使い、柱の高さを確認


基礎が固まったところで設計に基づき仕上がりの寸法を確認していきます。

その時に活躍するのがレーザー墨出し器です。

「大体でいいや~」というのもDIYの魅力ですが、私のように気にし始めてしまうと・・・

という方もいらっしゃると思います。そんな時にミリ単位の調整を可能にしてくれます。



この子が居てくれるかどうかで、精度、効率が全然変わってきます。 屋外での使用を考えるとグリーンレーザー一択でしょうか?


水盛り管を使用するのも「DIY!」という感がでますが時間の制約を考えるとレーザーをぜひとも使いたいところです。 ご自身でお持ちでない道具、試してみたい道具を借りながら作業ができるのも、DIYサポートの魅力の一つです。

門柱のフレームづくり


出来上がり寸法の確認ができたのでいよいよフレームづくりに入ります。

使用したのは70角の材です。

ウッド門柱修理DIYコンクリート流し込み


こちらは、お客様に欠き取っていただいたもの。 のみを使うことも初めてで、「小学校の図工の時間に版画でやったのを思い出す」とおっしゃいながらされていましたが、十分すぎる出来栄えでした。



固定する前にタチ(垂直)を確認し微調整します。

大枠が完成!! 塗装し直したポストも入り出来上がりイメージが湧いてきます。

お客様は、この状態で「これでも十分かも!!」と喜んでいただいていましたが、ここからがさらに楽しく、カッコよくなっていきます!!





板材の加工

いよいよ門柱の表に張る板材の加工に入ります。

通常はデッキ材として使用される20×105の材を使用しました。


今回のデザインはヘリンボーンを採用しています。

材料がハードウッドのウリンで加工がしづらいものですのでできるだけ切る回数を減らしたいところですが、せっかくリニューアルするなら格好よくしたいと思っての採用です。

一枚一枚、寸法、角度を確認しながら切って、ビスで止めてを繰り返します。

お客様に切ってもらったら私が板を張り、私が切ったらお客様が板を張りというようにローテーションして作業をしていきます。

ビスは表から見えないようには裏から打っています。

正面から打てば手間はありませんが仕上がりができるだけよくなるように頑張ります。

下穴錐やビスも何度か折れてしまいました。流石のウリン、慎重に作業を進めます。

門柱の上部ができたので、早めにインターホンを復旧しました。 施工中、インターホンが押せなかったら郵便屋さんも困るので。

私ホリウチは前職(航空自衛隊)で通信インフラの設計や整備をしていましたので実はこの手の作業が得意です。有資格ですので安心してお任せください! そして、徐々に日が沈んできたこともあり、薄暗くなりながらインターホンを設置したのですが、写真を撮り忘れました・・・。 一緒に作業に集中してると、「あ~~~!!!さっきの工程、見ごたえがあったのに!取り忘れた!!」 ということが多々あります・・・。


次回は、板張りの続きとライトの設置など最終段階です。 完成するのが楽しみです!!



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